蘇州金豪

蒸し暑い日が続いていますけど、ついつい冷たい物に手が出てしまいます。

これは何かって？？『キムチ　シャーベット』ですよ～～。　　
皆さ～～ん、日本国内や韓国で、見たことが有りますか？食べたことが有りますか？
白菜から出る水分で作るのかな？少しは、白菜も含まれているのかな？
やはり、辛いのかな？どんな味がするんだろ～～？いろいろと想像し、興味津津です。　
残念ですが、私はまだ食べたことが有りません。

先週、韓国人の友人と電話で話をしたら
“韓国も梅雨が明けて暑いよ～。昨日は水原市でも気温が３６℃も有った”と、言っていた。
水原市は『チャングムの誓い』も撮影された“水原華城”も或る所です。
“韓国民俗村“も近くに在り、ツアーのコースにも入っていて、日本人観光客も多く訪れますね。　
“韓国人は、こう云う冷たい物を食べて、涼を取っているんだな～”と、思った次第です。

しかしながら、昨日の友人の話では、27日未明の50年来の豪雨でソウル市内の道路や地下鉄及び地下道は冠水したうえ、
ソウル市内の道路は各所で寸断され、一部では交通に支障が出ているようだ。
また、内陸部に位置する江原道春川では土砂崩れが発生し、学生らが犠牲になったようだ。

写真は『冬のソナタ』の撮影現場で、ヨン様が学校の壁を乗り越えた場所。
そして、『ダッカルビー』でも有名な観光地だ。
この地も日本人観光客が大勢訪れます。早期の復旧を期待したい。


＝写真上部のガラスの器が水キムチ＝
希望であるが、可能でならば、4月に『鴨料理』を食べたこのお店の『水キムチのスープ』をシャベットにして食べてみたい。
甘みが有って実に美味しかった。　
＊＊蘇州金豪/カテゴリー/料理/2011-04-23参照

いずれにしても、暑い時期に訪韓して試しに食べてみたいものだ。
でも、冬の寒い時期に、“オンドル(温石)で温まった部屋で食べるのもイイかも。”ですね。
  

それにしても、近年の『韓国ブーム』は、一時期のヨン様ブームに増して凄いですね。　
“K－POP？何じゃ、こりゃ？？”と、訳も分からないグループまでTVに登場しています。
韓ドラにしても、“冬ソナ・ヨン様”“チャングム”遺産？胃酸？ではなく“イ・サン”や、
“イ・ソジン”て、誰？何？　　胃の薬？痔の薬？いやいや喉の薬？　　
おじさんの私でさえ、思い付くだけでもこれだけ挙がります。
ドラマだけでなく、『韓国料理』もたいへんに人気が有ります。
このブログでも過去に、私が現地で経験や食した、ツアーの観光客では行かない・味わえない様な韓国料理やお店をご紹介しています。
(蘇州金豪/カテゴリー/料理をご参照下さい)

そして、我が家の食卓に毎日乗るのが『キムチ』です。日本人も大好きですね～～。
スーパーでは、白菜や大根葉やキュウリのキムチが、ビニールパックやビンに入って売られています。

今日、お伝えしたかったのは、『キムチ』が大好きな人にはたいへんに興味が有る催しです。

催し：ワールド　キムチ　カルチャー　フェスティバル
場所：韓国・全羅南道・光州市
期日：2011-10-15～19

韓国人の友人曰く、『キムチのイメージ』は、“辛い”“臭い”“多い”“美味しそうに見えない”となり、外国人(特に欧米人)や最近の韓国の若い人達にも敬遠されがちだと言う。
そこで、これらのイメージを払拭するために、この様な催しを開催して、
『国内外に韓国料理やキムチのイメージアップを図りたい』が目的に有るようです。　　




今年の4月に、ソウルで開催された『料理フェスタ』に行った時の写真です。
白いオシャレなお皿に、色取り取りのキムチが飾られています。
最初に見た時は、“フランス料理かな”と思いました。
誰でも、パッとこれを見て、『キムチ』とは思わないでしょう～～。
若い人や料理学校の生徒さん達の作品も、数多く出品されていました。
味は肝心ですが、見た目の綺麗さも、味を引き立てますよね～。

8月から、航空券購入時に掛かるサーチャージも、日本⇒韓国間が2500円/片道から
3000円/片道に値上げされます。
今月中の発券ならば2500円/片道ですので、行かれる方はお早めに手配した方がイイですよ～～。
現地で、美味しいキムチを試食されては如何でしょうか～～？？
  

写真は、美容にも良いと韓国女性の人気が高まっている『テジコプテギ』だ。
ネット情報によると、韓国の庶民に愛されてきた豚の皮の炭火焼き『テジコプテギ』。
メスの豚の腹部の厚さ３ミリほどの皮が使われる。
“両面を１～２分ずつ焼いた後、はさみで一口サイズに切ってきな粉をまぶし、エゴマの葉に包んで食べると、独特のうまみと香りが口の中に広がり、焼酎が進む。”と、なっている。　　
価格は、160g/一人前で6000won（約500円）という安さも人気の理由だ。
元々は、肉体労働者の酒のつまみだったらしいが、近年、『美肌効果のあるコラーゲンが豊富』として女性人気も上昇しているようだ。　
人気ドラマの中で、ヒロインの好物として紹介されるなどして、
美への飽くなき追求に余念のない韓国女性の定番メニューになりつつある。
日本人女性も、負けてはいられませんね。

今、韓国では『マッコリ＋ビール』も流行っているらしい。　　
日本では『ポピー/ビーチュウ：焼酎＋ビール』に匹敵するのだろう。
安くて、酔いが早い点は一緒だ！！
あ～～～あっ、次回の訪韓が待ち遠しい～～。
  

8月27日から始まる『世界陸上』の前哨戦ともいえる『陸上アジア選手権』が、7月10日まで兵庫県神戸市で行なわれていた。
福島千里選手を始め、多くの日本人選手が金メダルを獲得したことは、記憶に新しい。

先日、その『世界陸上』が開催される韓国・江原道大邱(テグ)の紹介を、某BS局で放送していた。
“ファイッ、テーハミングック”
“加油、中国”
“がんばれ、日本”
世界中から集まるアスリートの戦いが楽しみだ。

大邱は、古都：慶州(キョンジュ)の西に位置し、韓国の南の玄関先となる釜山(プサン)からも近い。
韓国に詳しい人ならお解りだろうが、歴史上の政治・経済・商業でも要所となっている。
また古くから、漢方薬や郷土料理などでも有名である。
最近では、先端医療の病院も有り、欧米諸国を始め外国から検診に訪れる人は、
実に6万人にも達するようだ。

さて、その中で “懐かしいな～～！” と思って見ていた料理が、『チグカルビ/カルビの蒸し煮』料理だ。

昨年12月に、京畿道始興市内で食べた時の写真である。
寒い日だったことと、“安くてたくさん有り、お腹がいっぱいになる。”との友人の勧めで注文した。
白く楕円や丸く見えるのが、牛のアバラ骨だ。
唐辛子、人参、ピーマン、ジャガイモ、ニンニクなどと一緒に煮てある。
味は辛くしてあるが、肉を箸で持つと、骨がツル～～ッと取れてしまう。
そのままタレを付けて食べるか、サンチェに捲いて食べる。
焼肉の骨付きカルビとは、全然違う料理だ。
ハッキリ覚えていないが、価格は：15,000Won/皿 (約1,200円)　くらいだ。
4人(韓国人一人、中国人一人、日本人二人) だったのでお代わりをし、2皿食べた。
“マシッソヨ～～”
“好吃～～”
“旨～～い”の三か国語が、店の中にこだました。


このお釜で煮て、上の写真の様な皿？に盛り付けて運ばれて来る。


こう云う時には、『マッコリ』が付き物ですよね～～。
少し甘くて、口当たりがイイから、ツイツイ飲み過ぎてしまうね。

次の訪韓が待ち遠しい。
  

私が大好きな『中国田舎料理』で、『青椒土豆絲/チンジャオトゥドォ～ス』です。　　
この料理名は、お聞きになったことはないと思います。
中国料理で、一般的にお馴染みなのは『青椒肉絲/ﾁﾝｼﾞｬｵﾛｰｽ』ですね。
これは、ピーマン(青椒)と肉(猪肉/豚肉)を細く(絲)切って、油で炒めてあります。
中国語でジャガイモのことを、“馬鈴薯/マァリンシュウ”とか“土豆/トゥドォ～”と書きます。



お店によって若干の違いや特徴が有りますが、基本的には、ピーマンとジャガイモと
唐辛子を細かく切り、ニンニクのみじん切りを入れて炒めます。辛さもあります。
お肉(猪肉)を入れてくれるお店も有ります。
先週と今週と、二回も食しましたよ。『好吃～～～』

次は、『トマト・卵炒め』です。　　　


トマト一個を切り刻んで、卵２個分と炒めます。
最初にテーブルに出された時は、“トマトを油で炒めるなんて！”と思いました。
同席の中国人に勧められましたが遠慮していました。
しかし、レンゲ(スプーン)で、私のお皿に取ってくれたので、恐る恐る食べた処、
若干の甘さも有り、“マシッソヨ～～”ではなくて、これも“好吃～～”でした。

『青椒土豆絲』も『トマト・卵炒め』も、小生、５０数年間生きて来て、
初めて食べました。
日本の中国料理店や中華料理店では、お目に掛かったことはなかったですね。

浙江省金華市・永康市へ出張に行く時に楽しみな食べ物は『永康豆腐』です。

この永康市地方でしか造られない豆腐とニラを醤油ベースで煮て有るのです。
油主体の中国料理の中ではあっさりしています。
隠し味的に“香酢”が入れられていて、少し酸っぱさがあり、美味しさが増します。
日本では入手が困難とかで、最近は妻への土産の一つとして“香酢”を買って帰ります。

以前、メル友さん(栄養士免許取得・私のダイエットの先生)に上記の料理を
ご紹介した時、“上品なお料理ですこと！”と訳の分からない返答が有りました。
どんな時に食べるのかを中国人の友人に聞いた処、“上品な料理”でも何でもなくただ単に、
“全部、一般の農家で作る料理だ。金も時間も無いので、家の中に有る野菜や
食材を使って、手っ取り早く作れるから！”とのことだった。
ジャガイモの収穫時期には、殆ど毎日食べているようだね。
そう云えば、中国人の友人と食事を共にする時に、彼達はこれらの料理はあまり
食べないね。食べ飽きたのかな？？美味しいのに